自動車でも、設備でも使用しているお客様がいる限り交換部品を提供し続けなければいけないのがメーカー様の悩みと聞いた事があります。
たった一個の為に金型は保存され、その保存スペースも維持費も相当な金額がかかるといわれております。が・・・
3Dプリンターの出現により、ある1つの考え方が生まれました。
金型を保存するのはやめて、3Dプリンターで作ってしまえばいいのではないか???
樹脂部品、金属部品は金型の保存ではなく、データーの保存。それにより金型保存維持費は無くなり必要な時に必要なだけの供給が可能となるという事です。
この考え方は新しい供給体制を作り上げる1つの指針になっていくような気がします。
実際、弊社にも古くなった設備の部品やリバースエンジニアリング(スキャナー読み込み)の依頼も増えております。
トヨタ生産方式の究極はこの3Dプリンターになるのかもしれませんね。もちろん量産には全く向いておりませんが・・・