弊社では金型といえば「ダイカスト金型」が主流でしたが、お客様の要望を多数いただき、樹脂金型のガス抜き構造も、3次元水管も配置した金型製作に取り組んでおります。
金属3Dプリンターではポーラス形状もレーザーのパラメーターを変えることによって作ることが可能なのですが、再現性が悪いことと狙ったことが出来ない理由でほとんど手掛けておりませんでしたが、ただいまガス抜き構造のテストが進行中です。
0.03mmスリット型ガス抜き構造
以前もスリットのテストは実施してきましたが、ガス抜きではなかったために0.08mmでした。
今回は0.03mmということで非常に難しい金属造形になりましたが、一定の結果が出てまいりました。
詳しいお話はまだできないところではありますが、0.01mmのスリットが貫通しガス抜き構造が出来ました。
樹脂金型のガス抜き構造はあまり大きくしてしまうと製品に転写されてしまうのでできるだけ細かいスリットを目指してきました。
エアーを入れるための構造を写真のようにしてエアガンを差し込んでの確認になります。
動画は綺麗ではないので申し訳ありませんが、0.01mmのスリットから気持ちよくエアーが抜けてきます。
スリット形状についてはもう少し改良を加えていきますが、樹脂金型を使用する皆様が困っている部分を解決できるようにポーラス形状の開発も進展させていきます。
少しでも興味がございましたらお気軽にお問い合わせください!!
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