メルトプール(溶融池)とは
メルトプールは、レーザーを金属粉末に照射した際の熱によって材料が溶融してできた溶融金属のたまりのこと指しています。
もともとは溶接で使う溶融池というのがありJISでも定義されています。JIS規格 溶接用語(JIS Z 3001)。
プールの幅はレーザーのスポット径や熱量、濡れ性、速度などにも関連してきます。
金属3Dプリンターの場合、約0.1㎜のレーザースポット径を採用し、材質ごとにその重なり方が違います。
メルトプールは超高温となり金属が融点を超え、ドロドロの液体となりプールを形成します。
金属3Dプリンターでこのメルトプールを確認するにはハイスピードカメラを用いる必要がある。新たな金属のパラメーターを作成するには、メルトプールをハイスピードカメラにて確認できると溶け方が把握でき、より早いパラメーター開発が可能となる可能性がある。