Markforged Metal Xの長所と短所|金属3Dプリンター受託造形サービスのことなら株式会社J・3D

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事業内容 Markforged Metal Xの長所と短所
Markforged Metal X Consumables
METAL X 消耗品

Markforged社 、「Metal X」が発売されて約1年が経過します。

当初は展示会で価格破壊の金属3Dプリンターと注目されセミナーにも関心を持って方で埋め尽くされていました。

いくつかの代理店からも話を聞いた方も多かったのでしょうか。

1年が経過し、アメリカや中国では驚くほど販売台数が伸びましたが、残念ながら日本ではそれほど多く出荷されることはありませんでした。

この違いは考え方の違い?と単純な言葉では言い表せない何か違ったものがあると確信しています。

安くなったからといってもマシニングセンタ1台分の価格の金属3Dプリンター。

この機会に「Metal X」の長所と短所をしっかり知っていただき、使える個所、使える部署で使用していただければ思います。

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METAL X 長所

Markforged社「Metal X」での長所をまとめてみます。

サイズ

金属3Dプリンター本体は非常にコンパクトで事務所にだって置けるW575×L467×H1120サイズになります。

このサイズであれば設計後そのままUSBにてデーターを移しスタートをすれば造形が開始されます。開発サイクルタイムを上げ、新製品のリリース時間は現状より圧倒的に短くなります。

材質

金属粉末造形(パウダーベット方式)では実現できなかった純銅や工具鋼がラインナップされていますので、新たな分野での金属3Dプリンターの活用が出来るようになりました。さらなる材質のリリースにも期待が集まっています。

価格

大きな長所として挙げられるのが価格です。今までの金属3Dプリンターは高額すぎて中々手が出にくかったのですが、2000万円台で金属3Dプリンターが購入できるようになったのです。

また、交換部品費用についても大幅に安くなりました。金属粉末造形(パウダーベット方式)では故障すれば多額の部品代や作業費がかかりましたが、「Metal X」では作業者が部品交換できること、そして何よりも部品代が安い。

人件費

Metal X」は非常に手離れがいい金属3Dプリンターです。金属粉末造形(パウダーベット方式)では必ず段取りや掃除や材料交換で多くの人件費を必要とします。「Metal X」では実際ほとんど作業者が作業することはありません。

データー移行はUSBにて、造形が始まればほぼ停止することなく・・またWashや焼結でも介在する時間はそれぞれ10分も必要ありません。材料交換も10分ほどで完了するので、スペースさえあればほぼ無人で作業してくれる3Dプリンターなのです。

サポート除去

金属3Dプリンターの課題にサポート材除去がありましたが、「Metal X」ではそのサポート材除去の工程を大幅に短縮してくれました。現状1~8時間かかっていたサポート材除去は「Metal  X」造形品では5秒。いや2秒??それくらい早いのです。

ここでも人件費の削減は大幅に進歩しているのです。

変形が少ない

金属粉末造形(パウダーベット方式)では金属粉末にレーザーを照射し溶融、凝固を繰り返すため残留応力の発生が問題となってきましたが、「Metal X」では造形中の歪みはほとんど発生しません。焼結の際でも大きな変形をしておりませんので後加工が非常に楽に進みます。

防爆対策が不要

Metal X」では樹脂やワックスの中に金属が入っていますので、金属粉が空気中に舞ったりすることがありません。作業員の防爆対策、造形室の防爆対策も必要ありませんのでそのための費用が掛からないのです。

ノウハウが必要ない

金属粉末造形(パウダーベット方式)では多くのノウハウが必要でした。造形姿勢、造形場所、サポート設計、サポート除去など失敗を重ねてようやく使えるようになる金属3Dプリンターでしたが、「Metal X」ではほとんどノウハウが必要ありません。

データーから造形まで特別なことを考えることなく誰でも簡単に金属部品を造形できるのです。

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短所

なんでも長所があれば短所もあるものです。

Metal X」でも同様短所がありますのでまとめさせて頂きます。

中空

Metal X」で作る造形品は実は中が中空になっています。同じ体積の金属でも中空なので非常に軽くなるのです。「軽量化」??と一見メリットかと思える内容ですが、現実の製品の再現性としては中実ではないために強度などにも不安を残します。

局所排気

Metal X」では造形→洗浄→焼結という工程で金属部品にしていきますが、洗浄工程では第1種有機溶剤を使用しますので局所排気が必要となります。設備費以外に局所排気工事が必要となってしまう事と、有機溶剤取扱主任者の資格を取る必要があります。

もちろん労働安全上の法律も順守する必要があります。

造形時間

Metal X」の造形方法は樹脂の3Dプリンターと同様のFDM方式になっています。ノズルから一筆書きにて造形品の面積を塗りつぶしていくために造形時間は、金属粉末造形(パウダーベット方式)と比べ10倍ほどになる場合があります。造形時間が長いことに若干不快感を抱く方も見えますが、土日などもうまく活用していただければよいかと思います。

密度

金属粉末造形(パウダーベット方式)では金属密度99.3以上を誇っていましたが、「Metal X」では96%と比較すると低い値になっています。当然ですが4%分は巣があったりします。試作品、治工具以外で使用する際は注意が必要です。

クラウド

Metal X」での造形の際に使用するソフトウエア「Eiger」はクラウドベースのソフトウェアになっていますので、造形データーをクラウドにあげる必要があります。試作開発品などでの機密的に困惑されるお客様が多いことも確かです。

造形品質

Metal X」ではFDM方式での3Dプリントになりますので樹脂3Dプリンター同様、積層目が非常にはっきりしています。開始点、終点のあたりでは面が荒れている個所が出てしまいます。またサポート材除去跡面も決して綺麗な状態ではありません。

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有機溶剤消耗品

金属3Dプリンターではどの3Dプリンターを選定しても長所と短所が存在します。

100%完璧な3Dプリンターはまだ存在していません。

どこを中心に置くかでその考え方は変わりますが、「Metal X」の場合はコスト、手離れ、材質を中心に考えて頂くことが大事かと思います。

コロナウイルスの影響で外国人労働者も減ってしまうかもしれません。何かしら手を打つ方策としても「Metal X」の活用も視野に入れて頂ければ幸いです。

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