変化の時
金属3Dプリンターの造形事業は世間も企業もひと段落・・・ってところでしょうか?
あれほど世間を騒がし、展示会に出れば人の群れ。
金属3Dプリンター技術が産業構造を変えてしまうとまでささやかれてきましたが、それらの話も一周して金属3Dプリンターの力量を皆様が理解した。という雰囲気に包まれています。
弊社も今年は展示会の出展を取りやめました。
金属3Dプリンター技術を必要とする部署や商品は非常にニッチな部分になるので、展示会に出展しても中々仕事には結びつかないというのが本当のところです。
お客様は金属3Dプリンターを使えばなんでも簡単に安くできると思い込みそこにギャップが生じていました。
あれから6年が経過し、どこに金属3Dプリンターを活用すべきか、どう使ったら効果が高いかということを学び、弊社でもたくさんの企業様に提案をすることができました。
一方で、遊んでいる金属3Dプリンターも多くあるそうです。
補助金活用なども含め多くの金属3Dプリンターが導入されましたが、技術を使いきれず放置・・
ここからは、早くも淘汰や協業の動きが活発になりそうです。
まだまだ高価なのが金属3Dプリンターですので、買うよりも使え!という声が最近では大勢を占めています。
そこは弊社としても同意見。
始めた当初は金属3Dプリンターを10台ならべようと意気込んでいましたが、マーケットの成長速度や、管理費などから考えるととてもとても無理です。
金属3Dプリンター保有企業様と今までも協業してまいりましたが、さらに強化し安定的なマーケット拡大を目指すべきと考えています。
また、金属3Dプリンターにとって情勢も色々変わりつつあります。
海外の金属粉末メーカーや金属3Dプリンター用のレーザーの日本進出などなど、追い風か向かい風かはわかりませんが何かが動こうとしています。
その変化に追随することが、日本の金属3Dプリンター市場には必要なので、アンテナはより高く、情報は素早く入手していきましょう!
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