金属3Dプリンターの特許切れで大きな話題となりました。これで金属3Dプリンターは安くなる!と思われた方も多いと思います。
しかし、昨今の金属3Dプリンターはより早く、より大きなものをがテーマになりつつありレーザーの出力があがってきました。レーザーの出力が上がれば熱量も上がるのでスピードが上がるといった具合です。
でも・・その前に・・今の現時点での各社の造形スピードは全く違います。もちろん遅くて話にならないものから「はやっ」と思わず声に出してしまうものも。
同じレーザー出力であったとしても、スピードが違うのはなぜなのでしょう??
それは圧倒的なレーザーのノウハウだといわれております。
ドイツのレーザ技術を飛躍的に向上させた大学教授の多大な貢献があるのですが、「産学官連携」が大きく成功に導いたと聞いております。
そしてドイツ政府も支援体制をとってきました。
一方日本では当時、レーザーのビジネス性がないと判断し撤退をした企業も多く、競争から離脱した経緯があります。
しかし、今後日本のレーザー技術も飛躍的に向上する可能性を否定できません。
そうなれば、金属3Dプリンターの業界にも日本の技術で巻き返しが期待できますね!
結局金属3Dプリンターの肝はレーザーということです。