金属3Dプリンターについて調べている方の殆どが巣について不安を感じていらっしゃいます。
実は金属3Dプリンターで造形した物の表面から0.1~0.2mmの所に巣が出来る可能際が高いです。
まずはこの動画をご覧下さい。>形状を造形した後に輪郭を走ります。が・・・この時に巣が出来る可能性があるのです。
造形を精密に見ると左上図のようになっています。一層一層積み上げたあとに輪郭を走るとその隙間が埋まらない事があるのです。
それにより0.3mmほど削り込む必要があるのです。
なので肉厚0.3mmというのは中に巣がある可能性があると言う事になります。もし、0.3の肉厚を作りたい場合は片側に0.3mmずつの取り代が必要になりますので正味1mmで造形をしなければいけません。
もしくは・・・HIP処理にて巣を潰す処理をする必要がありますが、収縮も見込んでおかなければいけないので困難である事は間違いありません
。
金属造形ルールの中にも肉厚は1mm以上と記載されています。