STL

STL形式とは、Standard Triangulated Language の略で、3次元形状のデータの標準的な造形デザインフォーマットの一つでSTL拡張子が付く。
海外では、Stereolithography(ステレオリソグラフィー)、日本ではメッシュと呼ばれることもあります。
3D System社によって開発され、ほとんどの3DCADソフトがこの形式をサポートしており、3Dプリンター用のデーターとして幅広く使われています。
STLデーターは3次元形状を小さな三角形の集合体(ポリゴン)として表現します。
アスキーSTL形式と、バイナリSTL形式がありますが、アスキーSTL形式では可読性がありますがデータ量が多いので読み込み遅いです。バイナリ形式では可読性はないですが、データ量が少なく、読み込みが早いデーターとなります。
3D CADデータをSTL形式に変換する際はSTLデータが造形品質に影響することがあるので注意が必要です。
STL編集ソフト

STLデーターを編集したいユーザーはたくさんいると思いますが、編集までするとなると高額になってきます。
ソフトを購入する必要があるのかないのかはそれぞれの判断にはなりますが、それぞれのポジションでSTLデーターの編集、チェック、閲覧の分野で紹介します。
編集も含め、3Dプリントをするのによく使われるのが(有償)下記の二つになります。
・Mgics(https://www.materialise.com/en/software/magics)
・NET FABB(https://www.autodesk.co.jp/products/netfabb/free-trial)
閲覧、エラーチェックのみをしたいのであれば(無償)
• MeshLab( http://meshlab.sourceforge.net/ )
• MeshMagic( http://www.nchsoftware.com/meshmagic3d/ )
• MiniMagics(http://www.vector.co.jp/soft/winnt/business/se453733.html)
閲覧機能だけでよいなら(限定無償)
• netfabb basic(http://www.3ds.co.jp/netfabb/index.htm)
• OpenSTL(http://sourceforge.net/projects/openstl/)
などがあります。