働き方改革
ようやく長かった緊急事態宣言が明けましたが、新型コロナウイルスに対する対策は国内の多くの産業に多くの影響をもたらしています。
先日に某大手グループではリモートワークを更に推進し『転勤』『単身赴任』を廃止する方向で検討をされているというニュースがありました。
他企業でも同じような働き方改革が検討されて働き方はもちろん産業構造までも変化していくのでしょう。
そもそも働き方改革というのは、日本の労働生産性が主要先進7か国(アメリカ・イギリス・ドイツ・フランス・日本・カナダ・イタリア)のうちで最下位でした。日本の労働生産性の低さと、労働者不足で平均80時間を超える残業や連続勤務が常態化していたことが背景となり進めてきましたが、コロナ禍において更に変化が求められ進化もしたのではないでしょうか。
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自炊実験
働き方改革も進み、コロナの影響もあり色々なことが変化しました。
単身赴任生活10年目の私もコロナ禍になる前は近所の飲食店に日替わりでお世話になっていましたが、20時を過ぎればお店の暖簾は外され、商店街は真っ暗・・・
飲食店の皆様は大変なご苦労事だったとは思います。
がしかし・・・実は私も大変だったのです。
だって、もともと料理などしない40代のおじさんが急に自炊などできるはずがない・・・
まして、コンロはあるが鍋がない・・・
唯一、コンビニ弁当を温める為の電子レンジが私の料理道具なのです。
働き方改革で早く帰るようになり、コロナでリモートワークも増え時間だけはあります。
決して素晴らしい料理を作ろうと思ったわけでもありませんが、なにかこの素晴らしく簡単な料理道具で料理できないものかとパソコンで検索していると・・・
なんとゆでたまごが電子レンジで作れる方法を発見!
料理経験の少ない私でも簡単に出来そうだったので、さっそく翌日にスーパーと100均で必要なアイテムを買って実験を試みました。
購入したアイテムは
1.アルミホイル
2.卵
3.ラーメンどんぶり(100均)
たったこれだけです。
いかがですか??料理経験のないあなたも興味が沸々とわいてきませんか??
そう思っていただけてると信じて、門外不出の実験レシピを公開させて頂きましょう。
非常に難しい工程なので写真も添付してご説明いたします。
1.アルミホイルを10cmほどの長さで切る。
2.卵パックの中から優しく卵を取り出す。
3.アルミホイルで卵を包む。
4.包んだ卵をラーメンどんぶりに入れる。
5.卵が浸かるまで熱湯を注ぎます。
6.どんぶりに蓋をして電子レンジで12分温めます。
卵を割らないようにやさしく取り扱うことがコツです!
7.12分後電子レンジからどんぶりを取り出し冷水を入れる
8.冷えたらアルミホイルを取り、卵のからも剥く
レンチン卵の完成
そのままレンチンすると電子レンジ内でのたまご大爆発する可能性が大なのでかならずこの実験レシピを守ってください。
意外なメリット
非常に危険な実験でしたが大成功しました!!
もちろん実験材料は美味しく頂く事ができました!
大半のご家庭では鍋があるかと思いますので、こんな面倒な事はせずにゆでたまごは鍋で茹でるかと思います。
しかし今回の実験でレンチンゆでたまごのメリットを発見したのです。
それは・・・
1.レンチンゆでたまごは1ヶだけでも気軽に作れる!
2.レンチンゆでたまごは火を使わないので放置できる!
3.レンチンゆでたまごは半熟たまごが上手に作れる!
たかがゆでたまごですが、ちょっとした工夫をするだけでこんなにもメリットを発見できました。
興味がある方は是非ご家庭でお試しください。
金属3Dプリンターテスト
さて、見事にレンチンゆでたまごは成功しましたが、弊社では金属3Dプリンターを使用した実験やテストも日々ご相談を承っております。
レーザーの条件を変更したり、新たな粉末開発のお手伝いをさせて頂いたり 、独自研究でも限界試験を実施して失敗する原因を常に探求しております。
数多くのトライと失敗の中からノウハウを抽出し、お客様の製品試作や試験、テストのお役に立てるよう経験値を積み上げ続けています。
卵の実験はかなり大袈裟に書きましたが、いつか我々の実験やテストが半熟たまごのように繊細な変化を狙って『ものづくり』ができるようになる事を目指しております。
筆者 営業部長 高田 真
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